ILP

ILP English Academyはフィリピン中部の西ネグロス州バコロド市にある韓国資本の英語学校である。2005年に設立されたバコロド市では長い歴史を持つ学校の一つである。

学校のキャパシティ自体は90人であるが、ピークシーズンの一部を覗いて満室になることはない。このため、スタッフや教員が一人一人の学生に目を配ることができ、アットホームな学校であるとのこと。

授業はオールマンツーマンレッスンが基本である。全コースがオールマンツーマンの英語学校はフィリピン全土でも珍しい。カリキュラムなど特に目新しいものがあるわけではないが、特に会話力を伸ばしたい留学希望者におすすめできる。

その一方でマンツーマンばかりだとマンネリになるので、グループレッスンもあったほうが他の人を見て刺激を受けてマンネリ化を防げるので良いという声もある。

そこでILPではすべてのコースで1コマに限り、追加料金なしでマンツーマンレッスンをグループレッスンに変更できる。例えば、マンツーマン6コマをマンツーマン5コマ＋グループ1コマに変更できる。グループレッスンの内容はスピーキング、会話練習中心で、1クラスの人数は最大6人まで。

また、オールマンツーマンで申し込んでおいて、現地で授業を受けて様子を見てからグループに変更することもできる。さらに、グループに変えてみたけど今一つだったので、オールマンツーマンにまた戻すということも可能である。

マンツーマンレッスンで教師と相性が合わない場合は、毎週金曜日に申告して翌週から教師を替えることができる。この際、学校側でどの教師が替えられたかをすべて記録しており、頻繁に替えられる教師については解雇しているとのこと。

ILPの最大の強みは学費の安さである。オールマンツーマンでこの安さはセブやマニラの学校には出せない。マンツーマンレッスンをたくさん受けて会話力を身に付けたいけれど、コスト的に余裕がないので少しでも安くしたいという留学希望者には良いだろう。

学校から歩いて3分ほどのところに大きなショッピングセンターがある上、その近辺にファストフード店などもある。生活面での利便性は非常に高い。

2018年3月に同じバコロド市内のJASON English Language Schoolと経営統合し、立地の利便性がより良いJASONの建物にILPが移転した。ILPが存続校となりプログラムなどはILPのものを継承した。このため、安価のオールマンツーマンという特長を残したまま、より便利な生活環境となった。